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愛媛県の交通事故を、公開データで数えた(2019〜2025年)

警察庁が公開している事故のデータから、愛媛県で起きた15,873件を自分で数えました。年ごとの件数、市町別、道路の形、時間帯を、愛媛県警の公表値と突き合わせています。

市町
愛媛県全域

この記事のまとめ

  • 警察庁が公開している事故のデータから、愛媛県で起きた2019年から2025年までの15,873件を数えた。
  • 件数は2019年の2,811件から2025年の2,077件まで減り、死者は年42人から52人の間で上下している。
  • 2025年は松山市の953件が最も多く、県全体の45.9%を占めた。
  • 道路の形では、交差点と交差点付近を合わせて2025年の70.9%を占めた。
  • 愛媛県警の公表値と突き合わせ、年・市町別・道路形状・昼夜は一致し、月別は一致しなかった。

この記事は、公式の資料と地図をもとに書いています。運営者がこの道を走って確かめた記録は、走行後に追記します。

走行の動画は準備中です。公開したら、下の地点と同じ番号のチャプターを付けて、この場所に入れます。

どのデータを、どう数えたか

警察庁は、交通事故の1件ごとの記録を「交通事故統計情報のオープンデータ」として公開しています。ここで使ったのは、そのうちの本票(事故1件につき1行)の2019年から2025年までの7年分です。

  • 都道府県の列が愛媛県にあたる行だけを取り出しました。合計 15,873行 です。
  • ファイルの列の数は2019〜2021年が58列、2022年以降が68列と変わるため、列の位置ではなく列名で取り出しています。
  • 件数は行の数、死者数と負傷者数は各行の値の合計です。

年ごとの数は、この記事の末尾に置いた集計データ(JSON)で見られます。元のデータは、警察庁の公開ページから誰でも取得できます。

7年間で15,873件、死者は325人

愛媛県の交通事故の発生件数(年ごと)

警察庁のオープンデータ(本票)から、愛媛県の行を数えたもの。

2019年2,811件
2020年2,404件
2021年2,260件
2022年2,132件
2023年2,115件
2024年2,074件
2025年2,077件
数字の表で見る(7件)
項目件
2019年2,811
2020年2,404
2021年2,260
2022年2,132
2023年2,115
2024年2,074
2025年2,077

出典:交通事故統計情報のオープンデータ|警察庁Webサイト(運営者が集計)

件数は2019年の2,811件から、2025年の2,077件まで減っています。いっぽう死者数は、同じ期間で42人から52人の間を上下しています。

愛媛県の交通事故の死者数(年ごと)

同じデータの死者数の列を合計したもの。件数とは減り方が違う。

2019年42人
2020年48人
2021年50人
2022年44人
2023年43人
2024年52人
2025年46人
数字の表で見る(7件)
項目人
2019年42
2020年48
2021年50
2022年44
2023年43
2024年52
2025年46

出典:交通事故統計情報のオープンデータ|警察庁Webサイト(運営者が集計)

2025年は松山市が45.9%

市町別の発生件数(2025年)

市区町村コードごとに数えたもの。20市町すべてを数字の表で見られます。

松山市953件
今治市221件
新居浜市200件
西条市180件
四国中央市116件
宇和島市69件
東温市66件
大洲市51件
松前町47件
伊予市41件
西予市34件
八幡浜市30件
砥部町29件
内子町11件
愛南町10件
伊方町6件
久万高原町5件
鬼北町3件
松野町3件
上島町2件
数字の表で見る(20件)
項目件
松山市953
今治市221
新居浜市200
西条市180
四国中央市116
宇和島市69
東温市66
大洲市51
松前町47
伊予市41
西予市34
八幡浜市30
砥部町29
内子町11
愛南町10
伊方町6
久万高原町5
鬼北町3
松野町3
上島町2

出典:交通事故統計情報のオープンデータ|警察庁Webサイト(運営者が集計)

松山市の953件は、県全体2,077件の45.9%にあたります。今治市221件、新居浜市200件、西条市180件が続きます。

交差点と交差点付近で7割を超える

本票には「道路形状」という列があります。2025年の内訳は次のとおりです。

道路の形ごとの発生件数(2025年)

本票の「道路形状」のコードを、愛媛県警の資料の区分にまとめたもの(交差点は信号の有無を分けていない)。コード表では、交差点付近は交差点の側端から30メートル以内の部分。

交差点1,044件
交差点付近428件
単路(直線など)438件
カーブ・屈折69件
その他の場所96件
踏切2件
数字の表で見る(6件)
項目件
交差点1,044
交差点付近428
単路(直線など)438
カーブ・屈折69
その他の場所96
踏切2

出典:交通事故統計情報のオープンデータ|警察庁Webサイト(運営者が集計)

交差点(1,044件)と交差点付近(428件)を合わせると1,472件で、2025年の2,077件の70.9%です。

愛媛県警の資料のように信号の有無で分けると、2025年は信号交差点335件、無信号交差点709件でした。これは本票の「信号機」の列を併せて数えたものです。

昼と夜、時間帯

2025年は、昼が1,599件、夜が478件でした。コード表では、日の出の後1時間と日の入りの前1時間も昼に入ります。

時間帯ごとの発生件数(2025年)

2時間ごと。16〜18時が最も多い。

0〜2時31件
2〜4時14件
4〜6時28件
6〜8時213件
8〜10時287件
10〜12時271件
12〜14時255件
14〜16時246件
16〜18時338件
18〜20時246件
20〜22時98件
22〜24時50件
数字の表で見る(12件)
項目件
0〜2時31
2〜4時14
4〜6時28
6〜8時213
8〜10時287
10〜12時271
12〜14時255
14〜16時246
16〜18時338
18〜20時246
20〜22時98
22〜24時50

出典:交通事故統計情報のオープンデータ|警察庁Webサイト(運営者が集計)

月ごとの件数

月ごとの発生件数(2025年)

ファイルの「発生日時  月」の列を数えたもの。

1月186件
2月161件
3月150件
4月178件
5月178件
6月144件
7月165件
8月183件
9月161件
10月185件
11月175件
12月211件
数字の表で見る(12件)
項目件
1月186
2月161
3月150
4月178
5月178
6月144
7月165
8月183
9月161
10月185
11月175
12月211

出典:交通事故統計情報のオープンデータ|警察庁Webサイト(運営者が集計)

件数が多かった1km四方

本票には、1件ごとの緯度・経度が入っています。7年分の15,873件すべてを十進度に直し、0.01度(およそ1km四方)の格子ごとに数えました。格子は全部で1,284ありました。件数が多かった上位30格子を地図に置いたものが次の図です。円の大きさが件数です。

321件(2019〜2025年の合計)226件(2019〜2025年の合計)214件(2019〜2025年の合計)209件(2019〜2025年の合計)202件(2019〜2025年の合計)200件(2019〜2025年の合計)198件(2019〜2025年の合計)185件(2019〜2025年の合計)183件(2019〜2025年の合計)169件(2019〜2025年の合計)165件(2019〜2025年の合計)160件(2019〜2025年の合計)157件(2019〜2025年の合計)157件(2019〜2025年の合計)154件(2019〜2025年の合計)140件(2019〜2025年の合計)134件(2019〜2025年の合計)125件(2019〜2025年の合計)124件(2019〜2025年の合計)112件(2019〜2025年の合計)108件(2019〜2025年の合計)107件(2019〜2025年の合計)107件(2019〜2025年の合計)106件(2019〜2025年の合計)100件(2019〜2025年の合計)95件(2019〜2025年の合計)93件(2019〜2025年の合計)90件(2019〜2025年の合計)90件(2019〜2025年の合計)88件(2019〜2025年の合計)

円は、0.01度の格子ごとに数えた2019〜2025年の合計件数の上位30です。上位30の合計は全体の28.5%にあたります。
「国土数値情報(行政区域データ)」(国土交通省)をもとに えひめ道しるべ が作成/件数は警察庁のオープンデータを加工して作成

最も多い格子は松山市内で、7年間で321件でした。

件数が多かった1km四方(上位10)

格子の中心の緯度・経度で示しています。地名ではありません。

33.835, 132.775321件
33.835, 132.755226件
33.845, 132.755214件
33.825, 132.775209件
33.825, 132.785202件
33.855, 132.755200件
33.845, 132.775198件
33.825, 132.755185件
33.835, 132.765183件
33.835, 132.785169件
数字の表で見る(10件)
項目件
33.835, 132.775321
33.835, 132.755226
33.845, 132.755214
33.825, 132.775209
33.825, 132.785202
33.855, 132.755200
33.845, 132.775198
33.825, 132.755185
33.835, 132.765183
33.835, 132.785169

出典:交通事故統計情報のオープンデータ|警察庁Webサイト(運営者が集計)

この数字は、件数の多さだけを示しています。 その場所の交通量や、道路の構造についてのデータは、ここで使ったデータには入っていません。件数が多いことが何から来ているかは、このデータからは分かりません。

愛媛県警の公表値と突き合わせた

愛媛県警察が公開している「令和7年の交通事故統計」(豆統計)の数字と、こちらの集計を突き合わせました。

突き合わせた項目 結果
年の件数・死者数・負傷者数(2024年・2025年) 一致
市町別の件数(2025年、20市町) すべて一致
道路形状別(2024年・2025年、7区分) すべて一致
昼夜別(2025年) 一致
時間帯別(2025年、12区分) 10区分が一致。6〜8時と8〜10時が1件ずつずれた
月別(2025年) 一致しなかった(最大22件の差。合計は2,077で一致)

月別が合わない理由は、資料では分かりませんでした。数を合わせるために行を除いたり動かしたりはしていません。

このデータで分からないこと

  • 「追突」「出会い頭」などの細かい区分はありません。 本票のコード表の事故類型は、人対車両・車両相互・車両単独・列車の4つだけです。2025年は車両相互が1,753件(84.4%)でした。
  • 2019〜2021年のコード表はPDFの中身を取り出せなかったため、2022年以降と同じ意味のコードとみなして数えています。これは確かめた事実ではありません。
  • それぞれの年のファイルに、発生日がその年より前の行が少数混ざっています(2025年のファイルでは88行、うち78行が2024年12月)。理由は資料では分かりませんでした。

出典と加工について

このページの数字は、警察庁が公開しているデータを、えひめ道しるべが集計して作ったものです。警察庁の利用規約は、加工して使う場合の決まりをこう書いています。

コンテンツを編集・加工等して利用する場合は、上記出典とは別に、編集・加工等を行ったことを記載してください。なお、編集・加工した情報を、あたかも国(又は府省等)が作成したかのような態様で公表・利用してはいけません。

出典:利用規約|警察庁Webサイト(2026年10月11日に確認)

この決まりに従い、次のとおり記します。

出典:交通事故統計情報のオープンデータ(警察庁)をもとに、えひめ道しるべが愛媛県分を抽出・集計して作成。

集計に使ったデータは /data/ehime-accidents.json に置いています。

出典

出典の書き方と、地図データの扱いは 出典と地図データについて に書いています。

出発前に読んでおくこと

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